「雷」の検索結果
2件 · 1 / 1ページ小説 · 2026-09-17 君と、あと5センチ
毎朝の通学電車で、高瀬律との距離はあと五センチ。藤沢ひなたは、近すぎて言えない気持ちを抱えたまま、夏祭り、文化祭、クリスマスを迎える。ようやく縮まった距離の先に、転校と遠距離の春が待っていた。水城ひよりによる、すれ違いから未来へ進む青春恋愛小説・完結。
雷堂ツバサ作品を開く →小説 · 2026-09-08 リワインド
「今夜、おまえん家の上に落ちる。コンセント抜け」 元気象予報士の冪からのLINEを無視した夜、動画編集者・湊のパソコンに雷が落ちた。壊れたはずのパソコンで、バックアップアプリのAIが言う。「復元とは、ファイルを戻すことではありません。お客様を、です」 行けるのは、記録が残っている時刻だけ。いられるのは、記録の長さだけ。動画十二秒なら、十二秒。 一年前の夏、仲間の大和が転落死し、最後に一緒にいた冪は「突き落とした」と炎上して町を出ようとしている。湊のアーカイブには、撮った覚えのない十二秒の動画があった。 大和を助けると、冪が落ちる。冪を助けると、大和が落ちる。復元のたびに、AIの容量は減っていく。 「撮っとけ湊、あとで効く」——大和の口癖が、たった一つの方法だった。
しゅう1作品を開く →