総合/小説トップ/検索

「片思い」の検索結果

3件 · 1 / 1ページ
  1. 推しが、隣の部屋に引っ越してきたの表紙
    小説 · 2026-09-09

    推しが、隣の部屋に引っ越してきた

    築二十年、壁の薄いコーポひまわりの202号室に、引っ越してきたのは、私の推しだった。 二人組ユニット「ミルクティーズ」のソラ。三年間、客席のいちばん後ろで水色のペンライトを振ってきた相手。 壁の向こうで、毎晚、歌の練習が聞こえる。サビの入りを十七回。 私は「小泉さん」。隣は「空野さん」。醤油を貸して、まだ返ってきていない。 本名でファンレターを出したことは、言えない。 壁が薄くて、困る。壁が薄くて、よかった。

    しゅう1作品を開く →
  2. 屋上で、告白の練習相手を頼まれたの表紙
    小説 · 2026-09-09

    屋上で、告白の練習相手を頼まれた

    昼休みだけ開く屋上で、隣のクラスの桜井ひなたに頼まれた。「告白の練習相手になって」。 返事は「考えさせて」で固定。台詞は毎日、紙で渡される。明日から、毎日。 台詞は日ごとに具体的になっていく。屋上で昼を食べる人。写真部。一年の体育祭。保健室。 友人の野田は言う。「それ、お前じゃないの」。俺は信じない。本番の相手は、俺じゃない。 練習は七月三日まで。本番は前夜祭の屋上。 桜井が紙を渡すとき、指が少しだけ触れる。それも練習のうちなのか、俺はまだ知らない。

    しゅう1作品を開く →
  3. 幼なじみが、毎朝別人になるの表紙
    小説 · 2026-09-09

    幼なじみが、毎朝別人になる

    隣の家の幼なじみ・白石七海は、中三の冬から「曜日ごとに別人」になった。 月曜は無口で地味。火曜はギャルで「ゆーと〜」。水曜は委員長で「三宅」。木曜は体育会系。金曜は文学少女で「三宅くん」。土曜は幼児化して「ゆうくん、遊ぼ」。そして日曜は、俺のことを知らない他人になる。 本人は「体質」と言う。友人の拓真は「演技だろ」と言う。俺は、どっちでもいいから、朝は普通に登校させてほしい。 七人の七海に振り回される十五日間。七人が全員、俺に言いたいことを一つずつ持っていることに、俺はまだ気づいていない。 作:星野ひかり

    しゅう1作品を開く →