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「連作」の検索結果

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  1. 引っ越し屋は、最後の荷物を運ばないの表紙
    小説 · 2026-09-09

    引っ越し屋は、最後の荷物を運ばない

    引っ越しの荷物には、二種類ある。運ぶ荷物と、運べない荷物だ。 運べない荷物とは、重いとか壊れやすいとかではない。持ち主が、手放さない荷物のことだ。 班長は言う。「荷物は、持ち主の手で、最後の一個を運ばせろ」 作業員四年目の二階堂駿は、現場ごとに、その「最後の一個」に出会う。位牌。結婚式のアルバム。押し入れのギター。娘の描いた絵。 そして四月、六年帰っていない実家の引っ越しが、自分の会社に入る。 父は見積書の備考欄に、九文字だけ書いていた。「本棚一つ、運ばない。自分で運ぶ」

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  2. 深夜のコンビニに、毎晩同じ客が来るの表紙
    小説 · 2026-09-09

    深夜のコンビニに、毎晩同じ客が来る

    午前二時十四分。国道沿いのコンビニに、毎晩、同じ客が来る。 灰色のジャンパーの老人は、牛乳を一本、小銭ぴったりで買って、何も言わずに帰る。三年間、毎晩。 夜勤の篠崎亮は、数えるのが得意で、人と話すのが苦手だ。だから最初は、数えるだけだった。二時十四分。小銭の枚数。小銭袋の残り。 数えているうちに、袋が空になる日と、その牛乳が廃番になる日が、同じ日だとわかる。 どちらも、亮にはどうにもできない。どうにもできないことを、亮は、店の三人で、どうにかしようとする。

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