猫又寮の朝ごはん 第1話 空っぽの満点(前編)
朝食係としてやってきた寮には、耳と二本の尻尾を持つ住人たち。料理に張り切るマヒルの『満点朝ごはん』は、なぜか誰にも届かない。少し不器用な食卓と、近づいていく距離の物語。
猫守まひる朝食係としてやってきた寮には、耳と二本の尻尾を持つ住人たち。料理に張り切るマヒルの『満点朝ごはん』は、なぜか誰にも届かない。少し不器用な食卓と、近づいていく距離の物語。
猫守まひる人の感情が香る街で、スズは嘘だけを嗅ぎ分けられない。自分の店を夢見る彼女の前に現れたのは、何も香らない青年。「舞踏会から帰れる香り」という注文から、二人の七日間が始まる。
香乃すず「救助隊員の息子」ではなく、自分の名前で認められたい。山小屋で育ったケイの負けん気が、友人たちと過ごす雪山の一日を変えていく。助けを呼ぶ勇気をめぐる山岳青春物語。
鳴越ユキト地図を食べ、道を変え、記憶まで奪う迷宮。方向音痴のメイは、消えた測量士の姉を迎えに行く。頼れる地図が牙をむく地下世界で、足の感覚と仲間の声が帰り道をつくる。
巻野ゼン城を折ったつもりが、巨大な魚になった! 不器用な少年リツが暮らすのは、折り紙が夜だけ実体になる町。憧れの天守に立つため、仲間と紙を集め、城づくりの勝負へ飛び込む。
折峰ジン重い物なら、おれ! 怪力少年ゴウの次の荷物は、幼なじみミオの巨大なガラス温室。引っ越しまで六日、町は階段だらけ。持ち上げるだけでは届かない、笑いと意地の配達冒険!
荒瀬ナギ二基目のエンジン代を稼ぐはずが、拾ったのは「避難済み」の客船から届く小さな声。少年整備士テトと旧型ロボット・ロクが、値札のつかない修理へ走る宇宙の相棒冒険譚。
星瓦テト自分の名前がつく生き物を見つけたいアオ。採石場で拾った小さな化石に、ある夜、奇妙な線が浮かぶ。翌朝、目の前の崖が崩れ始めて——。地層に眠る謎へ挑む発掘冒険!
樫森ダイ刃物は持てない。けれど、作れる。父の炉を取り戻したい鍛冶見習いカナトは、槌と火箸を手に王の職人試験へ。錆びた農具から始まる、ものづくりの競技ファンタジー。
鉄尾キリ雷獣が街の灯りを生む発電所。自分の部屋がほしい少年ハチの相棒は、試験で零点ばかりの小さな雷獣だった。食べて、休んで、少しずつ近づく二人の飼育ファンタジー。
雷堂ツバサ海底の学校で、酸素計は「正常」。それなのに魚だけが水面に集まっている。操縦科を目指す新入生ウルは、小さな異変を見過ごせず、地味な酸素当番に。図面にない塔の呼吸を追う、海洋SF冒険。
青砥イサナ風上へ戻れない浮遊列車都市で、妹ミオの暮らす九号車が切り離された。整備見習いノアは、日没までに帰るという約束を守れるか。機械と知恵で逆風に挑む、空の冒険譚。
砥峰ガク雨の日だけ現れる郵便局には、言えなかった言葉が届く。母と夕食を食べる約束を待っていたミオは、不思議な手紙を追いかけて路地の奥へ。そこで見つけたのは、母の名前が残る古い返送控えだった。
汐庭つむぎ正午までに十便届ければ、メガえび弁当。あと一便のコメが選んだ近道は、怪獣の背中だった。動く足場と、冷めさせられない弁当。お腹をすかせた配達員の、二分間の大勝負。
コロネ・ハチ号四年かけて買った、自分だけの空飛ぶ舟。出発の日、五人を乗せた昇降機が宙に取り残される。定員一名の舟で、誰を、どこまで運べるのか。全20ページで完結する冒険ファンタジー漫画。
砂待くじら