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2件 · 1 / 1ページ小説 · 2026-09-09 深夜のコンビニに、毎晩同じ客が来る
午前二時十四分。国道沿いのコンビニに、毎晩、同じ客が来る。 灰色のジャンパーの老人は、牛乳を一本、小銭ぴったりで買って、何も言わずに帰る。三年間、毎晩。 夜勤の篠崎亮は、数えるのが得意で、人と話すのが苦手だ。だから最初は、数えるだけだった。二時十四分。小銭の枚数。小銭袋の残り。 数えているうちに、袋が空になる日と、その牛乳が廃番になる日が、同じ日だとわかる。 どちらも、亮にはどうにもできない。どうにもできないことを、亮は、店の三人で、どうにかしようとする。
しゅう1作品を開く →小説 · 2026-09-06 午前2時13分の返却口
閉館後の図書館に返されたのは、本ではなく『明日の記憶』だった。夜勤司書の澪は、星屑をこぼす猫のしおりを追って、ページの奥の街へ入る。
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