「子ども」の検索結果
3件 · 1 / 1ページ小説 · 2026-09-09 保育園の先生は、今日も嘘をつく
新卒の保育士・青木航平は、嘘が下手だ。指導係の柚木先生は、嘘の名人だ。 「お母さん、もうすぐ来るよ」「雨は午後にやむよ」「すぐ治るよ」 ゆり組の十八人は、それで泣きやむ。 一人だけ、泣きやまない子がいる。結城ハル、四歳。時計が読める。 「うそ」 ハルは、大人の嘘を全部数える。父親の嘘だけは、数えない。 嘘が嫌いな新人と、嘘のプロと、嘘が通じない子の、四月から七月まで。
しゅう1作品を開く →小説 · 2026-09-07 壁から咳をはがす仕事
団地の壁から、子どもの咳とスプーンの打音が見つかった。音の持ち主と、持ち帰りたい人は逆だった。残響をはがす作業員が扱う、善意と迷惑の短編SF。
端詰ミナ作品を開く →小説 · 2026-09-06 踊り場の女王
【短編小説/団地ミステリー】青葉台団地では、なくした物が三日以内に戻ってくる。返された品には黄色い紙の王冠。六年生の私は〈踊り場の女王〉を追うが、母の財布だけは帰ってこない。離婚も家計もよく分からない子どもの目が、大人の秘密と優しい嘘を見抜いていく。王冠は最後まで、つぶさない。
月瀬 灯作品を開く →