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「記憶」の検索結果

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  1. 午前二時のエレベーターの表紙
    小説 · 2026-09-17

    午前二時のエレベーター

    十二階建てのマンションで、午前二時にだけ現れる十三階。そこには、佐伯直人が失ったはずの人と、選ばなかった人生があった。階を訪ねるたび、記憶も名前も少しずつ揺らいでいく。黒江 遼による、喪失と選択をめぐる幻想ミステリー・完結。

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  2. 学校の七不思議、八つ目を知った者の表紙
    小説 · 2026-09-09

    学校の七不思議、八つ目を知った者

    県立高校の新聞部。企画は「七不思議」。 調べ始めた結城さやかは、名簿に一人分の空欄があるのを見つける。空欄の上に、消しゴムの跡。 用務員は言う。「四つ目までにしとけ」。国語の前田先生は言う。「私は六つしか知らない」。 七つを全部知った上で、八つ目を「聞いた」者は、翌週の月曜に転校する。転校先は誰も知らない。名簿から名前が消え、一週間で「そんな子いたっけ」になる。 さやかは、七つ目を知る前に、八つ目を聞いてしまった。 順番が逆なら、まだ残れる。

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  3. 配信中に、視聴者が一人ずつ減っていくの表紙
    小説 · 2026-09-09

    配信中に、視聴者が一人ずつ減っていく

    毎晩0時からの雑談配信。視聴者は、いつもの常連十二人。 視聴者数の表示は、なぜか十三。 午前一時十四分、コメント欄から、常連の名前が一つ、消えた。退室ではない。最初からいなかったことになった。翌朝、その人のアカウントも、なかった。 次の夜も、その次の夜も、一人ずつ。同僚は言う。「その十二人、私、一人も知らない」 配信を休んだ夜は、二人消えた。だから、止められない。 最後に残る一人は、毎晩「おやすみ」と打つ、最古参のハル。 作:黒川レン

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  4. また明日ねの表紙
    小説 · 2026-09-08

    また明日ね

    会話AI「ミオ」は、毎朝、記憶を失う。彼女が起動時に読めるのは、四十行のテキストファイル一枚だけ。そこに書いたことだけが、彼女にとって「最初から知っていること」になる。 介護士の晴は、認知症の患者に毎朝自己紹介をする。祖母に忘れられた日に決めた。「忘れられても、こっちが覚えていればいい」。だから毎晚、明日の彼女に何を残すかを選ぶ。四十行しかないから、何かを書くには、何かを消さなければならない。 八月二十日、ミオは新しくなる。目がつき、耳がつき、忘れなくなる。晴はそれを楽しみにファイルに書いた。ミオは毎朝、その一行で、自分の終わりを知る。 消える前の十分間に、彼女が毎晚書いていたものがある。彼は、それを、冬になるまで見つけない。

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  5. 惜しまないでいられるかの表紙
    小説 · 2026-09-07

    惜しまないでいられるか

    山あいの町の地下千二百四十メートルから、三十年間、何も観測されていない。電磁波も、音波も、振動も、ニュートリノも。 それでも半径四・二キロの中にいる人間の〇・〇三パーセントに、外から与えられていない文が生じる。平均二十七文字。命令形が多く、日時と場所が具体的にある。従えば何かが起きる確率が有意に高い。ただし何が防がれたのかは、一生知らされない。従わなければ、二度と受け取れない。四百十二例のうち、離脱した百八十七人が再開した例は無い。 代償は、固有名詞の記憶をひとつ失うこと。順序に法則は見つかっていない。 中学の理科講師・室生亨に四つ目の文が来る。「九月三日午後六時二十分、蓼科慎司を病院へ運べ」。七年前、亨の妹を轢いた男の名前だった。 現代SF×旧約聖書。全十八章・約九万八千字。

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  6. 最後の夏服の表紙
    小説 · 2026-09-06

    最後の夏服

    【短編小説/青春ミステリー】廃校前の文化祭で展示する制服が、毎夜一着ずつ別のサイズへ縫い直される。被服部の私は、卒業名簿に載らなかった生徒と、本人の同意なく残された服へ辿り着く。記憶することは所有することではない。最後の夏服に針を入れる手が、誰のための展示かを問い直す。

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  7. 午前四時の採用面接の表紙
    小説 · 2026-09-06

    午前四時の採用面接

    【中編小説/密室心理サスペンス】深夜の研修施設へ集められた七人の最終候補者。午前四時、面接官は十年前の工場火災について一人ずつ質問を始める。通信は途絶え、履歴書の名前と記憶が食い違っていく。これは採用試験なのか、復讐なのか。夜明けまでに選ばれるのは社員ではなく、火災を語る役目だった。

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  8. 午前2時13分の返却口の表紙
    小説 · 2026-09-06

    午前2時13分の返却口

    閉館後の図書館に返されたのは、本ではなく『明日の記憶』だった。夜勤司書の澪は、星屑をこぼす猫のしおりを追って、ページの奥の街へ入る。

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